
「こんな暮らしがしたい。」
「こんな趣味がある。」
「将来はこんな生活を送りたい。」
建築は、そんな何気ない会話から始まります。
私たちは、建築の話だけではなく、日々の暮らしや好きなこと、将来への思いまで丁寧に伺い、その人らしい暮らしの本質を探ります。
ご要望を実現することは、設計者として当然の役割です。
しかし、それだけでは十分ではありません。
「そんな考え方があったのか。」
「それなら暮らしがもっと豊かになる。」
そんな"気づき"や"発見"を一つでも多く生み出すこと。それが建築家としての価値だと考えています。
私たちは、地球からほんのひととき大地を借りて暮らしています。
46億年の地球の歴史を一年に例えると、人類の歴史はわずか一分ほどです。
借りたものは、次の世代へきちんと返していく。
その考えを大切にしながら、素材の選択やエネルギーの使い方を一つひとつ考えています。
一つの建築でできることは決して大きくありません。
それでも、小さな積み重ねが未来につながると信じています。
「ここちよさ」の感じ方は人それぞれです。
その中で、私たちが共通して大切にしたいのは、自然を身近に感じられること。
光や風、木々の移ろい、四季の変化。
とりわけ北海道の豊かな自然環境は、暮らしに大きな恵みを与えてくれます。
自然と調和した建築は、快適であるだけでなく、少ないエネルギーで心地よく過ごせる建築につながります。
環境にも、暮らしにも、そして家計にも優しい建築を目指しています。
建築は、多くの人にとって人生で最も大きな買い物の一つです。
だからこそ、建てた瞬間が完成ではなく、その後何十年も暮らしとともに育っていく存在であってほしいと考えています。
時を重ねるほど味わいを増し、手をかけながら大切に使い続けたくなる建築。
それは、時代を超えて生きていく建築かもしれません。
素材や使い勝手、将来の暮らしまで見据えながら、住まい手とともに考え、永く愛される建築をつくっていきます。
私たちは、住まいは「人が健康で心地よく「暮らすための器」だと考えています。
そのために何よりも大切なのは、自然のカを活かすこと。
光や風を上手に取り込み、四季を感じながら、できるだけ少ないエネルギーで快適に 暮らせる住まいを目指しています。
設備に頼る前に、建築そのものができることを丁寧に考える。
それが私たちの設計の基本です。